(※やや重い話)お金事情と、1日利用について(1)
将棋サークルの会費についての正直な話をします。
タイトル画像のとおりの料金体系を基本としています。
(こちらに記載しています。)
自分で言うことでも無いのですが、どう考えても「大丈夫?」と言われるような激安にしています。
たとえばお子さんの習い事の将棋教室として週2日、放課後の3時間ずつ利用していただくと、(概ね月に9日だと思いますので、)
3,500 ÷ 9 =約390円
1時間あたりだと、
390 ÷ 3 = 約130円
ということになります。
1時間130円の習い事って何?...と、我ながら思っています。
正直、商売にしようと思えばこの設定にはできません。
仮に30人の小学生を将棋サークルメンバーさんとして迎えられたとしても、会費による収入は105,000円。
平均して月に12日開催として、私の稼働日数で会費を割ると、1日あたり8,750円。
実際にはサークルの維持に毎月ウン万円、ある程度きちんとした将棋用品・備品を揃えるのにウン十万円が掛かっているので、実際はこの3分の1未満になります。
まあ平たく言って、生活は成り立ちません。苦笑
フルに収益化できたとしても、月に5〜6万円程度までにしかならないことが、計算上分かっています。
要するに、この将棋教室・将棋サークルを、私は趣味の延長や将棋への愛着・愛情の表現としか考えていないんですね。
お金は、大きくマイナスにさえならなければそれで良しと思っています。
(ただし慈善事業のような価値観でもありません。好きなことをやっているだけなので。)
「将棋って楽しい」と、ひとりでも多くの方に思ってもらいたいですし、そのための知力・体力の奉仕とささやかな経済的負担は何とも思っていません。
私は将棋に救われてきたことが何度もありますし、他の方にもそういう体験をもたらしたいと思いますし、将棋自体に恩返ししたいと思っています。
だからこの将棋サークルを始めました。
収支に関しては、施設維持費・消耗品費・広報費などをまかなって、「多少のプラスができたらラッキー」という位置づけです。
自分の生活費は別のことで確保できるので、ホントにこれで良いのです。
だから、「安すぎる」という理由で怪しまれるのがむしろ心配と言いますか...警戒しないでほしいと心から思っています。
伝えるのは難しいですが。
私の経済的負担・肉体的負担は考えずに判断して欲しい、ということをまずはお伝えしたかったので、内情と理念(?)を書き出してみました。
仲間入りしてくれる皆さんを悪いようにはしません。(将棋マニアにしようとは試みますが。笑)
将棋を通じて一緒の時間を共有してくれる仲間がひとりでも増えれば、それが何よりうれしいです。
サークルを永続させるために必要最低限の負担はお願いしたい、ということで、月会費を設定しています。
私個人からの持ち出しが、毎月5万、10万となってしまうと難しくなるので、どうかご理解いただければ幸いです。
ただ、たとえば年金収入のみで暮らされている方などにとっては馬鹿にならない出費だと思います。
それでも参加を諦めてほしくはない!...と思っていまして、追加のご提案を考えました。