(解答)詰将棋
2023年06月28日
前回の『詰将棋』の解答です。
そちらからご覧ください。
自分で出しておいてアレですが、あんまり良い問題じゃなかったですね。。。
余詰(よづめ)がありました。(余詰:本来の解答手順以外の順でも詰んでしまうこと。)
正解手順は、「▲3三馬△同玉▲3四金まで」です。
初手の▲3三馬の発見がすべてと言っていいと思います。
玉方は取るしか無いのですが、銀の利きを活かして▲3四金と打って詰みます。
2手目、△1四玉と桂馬を取るのは▲1五金、△1二玉と逃げるのは▲1一金と打っていずれも詰みです。
で、ごめんなさいなのですが、「問題として問題」がありまして、、、
「▲3三馬△1二玉▲2二金△同銀▲同馬まで」という余詰があります。
これだと5手で、しかも駒余りで詰んでしまうので、問題としては欠陥があるということでした。申し訳ない!
詰将棋の無料アプリなども出ているので、そういうものを毎日少しずつ解いていくのが良いと思います。
ただ、玉方の最善手まで考えるのが詰将棋を奥深くしている要因なのですが、玉方を自動で指してくれてしまうアプリが多いのが難点です。
また、変化手順も含めて頭の中で考えることが大事なのですが、アプリでは一手ずつ指しながら考えられてしまう点もネックです。
ということで、できれば書籍をおすすめします。
手数は(アマ低段までならば)7手程度までで十分です。